ヴァイオリン、ボウイング(運弓)の第一歩

A(ラ)の音を「ゆっくり、ゆっくり」弾いてみよう♪

弓を『真ん中で小さく使う』ことからはじめます。

→弓を大きく使って弾こうとすると、肘を後ろに引きたくなります。そうすると弓がうしろに逃げ、弓先が指板の方に流れてコントロールできなくなってしまいます。

 

はじめに、肘から手首にかけてが、床と水平になるようにして、『弓の真ん中』で弾く練習をします。
弦に対して弓が直角に動くように。
・肘の位置は、前後左右にぶれないように、肘から先をつかって関節をやわらかくして弾きます。

少ない弓で、きれいなボーイングで弾けるようになってきたら、徐々に弓幅を広げて練習していきます!

♪家での練習では、右肘の位置を安定させる為に(うしろに引っぱらないように)お子様の肘に、かるく手を当てておいてあげると、感覚がつかめるようになってきます。

♪ひとりで練習する時は、壁をうまく利用して、右肘を壁に当てて弾いてみると、肘から先の右手の動きがわかってきます。

 できるようになったら、次に『元の方の弓』で練習します。

『元弓』の練習は、上腕で弓を引っぱったり、引き上げたりして弾くようにします。
手首の関節をやわらかくして弾きます。

 次に、『先の方の弓』で練習します。

『先弓』では、弓と弦が直角になるように、少しだけ右手を前に押し出す感じにします。ただし、肘は少し曲がった状態にしておきます。

無理に弓の一番先まで弾こうと思わないで、少し弓先を残して練習すると良いと思います。IMG_0025.JPG

 

『中弓』『元弓』『先弓』で弾けるようになったら、『ゆっくり、全弓』で弾きます。

『弓元から弓中』のダウンは、少しだけ引きつけるようにして、上腕で弓を引っぱります。

『弓中から弓先』にかけては、無理な力を入れずに、押し出すようなつもりで、親指と中指で弓を引っぱっていきます。

『弓先から弓中』のアップは、手首で弓を引き上げます。

『弓中から弓元』は引きつけるようにして、上腕で弓を引き上げます。

 

IMG_1518.JPG

『ゆっくり、ゆっくり』『まっすぐ、まっすぐ』良い音で♪♪ ヴァイオリンを弾く時は、まずボウイングの練習からはじめましょう♪

 

熊本県合志市「多賀ヴァイオリン教室♪」 合志音楽保育園徒歩1分・ JR光の森駅/武蔵塚駅より車で5分・永江団地バス停より徒歩3分

Follow me!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください