ヴァイオリンの基本 右手その1

ヴァイオリンのレッスンのはじめに、ロングトーンを行います♪

ロングトーン1

メトロノームに合わせて、Aの音(解放弦)をゆっくり全弓で弾きます。

 

まずは、四分音符=60の全音符(4秒程度)で弾けるように練習します。

 

弓元から、弓先まで一定の速さで一定の圧力で弾く必要があります。

 

この、「一定の力を与え続ける」ことと、「一定の速さで弾く」ことは、左指の動きが入ってくると更に難しくなりますので、解放弦で弾けるようにしておくことが大切です。

 

筆の動きを想像して・・

ロングトーンの練習をするとき、お習字をした事のある生徒さんたちには、習字の筆の動きを想像してもらうようにしています。

 

筆を均一の速さで横に動かすとき、遅すぎるとにじみ、速すぎるとかすれ、途中で速さが変わると太さが変わってしまいます。筆を強く持ちすぎると震え、弱すぎると文字がかすれて上手く書けません。

 

弓の動かし方も、これに近いものがあります。圧力をかけ過ぎることなく、一定の速度を保ってロングトーンの練習をしていきます。
ロングトーンを行うことで、音が綺麗に響くポイント(指板と駒のどのあたりを弾けばよいか)を見つける事ができるようになります。

 

楽器の構え、弓の持ち方が正しいと、弓を綺麗に動かす事ができますが、そうでない場合、例えば弓を持つ手にとても力が入っていたりすると、肩や肘が無駄に動いてしまい、弓が曲がって音もかすれてしまいます。

 

毎日Aの音(解放弦)を全弓で10往復弾くだけでも、ボウイングは良くなり、音に違いがでてきます。そして、身体の軸がぶれずに弾く事が次第に出来てきます。

ヴァイオリンの、右手のボウイングはとても重要で、ここの基本がしっかりできていないと、いろいろな曲を演奏する上でとても苦労をすることになってしまいます。(>_<)

 

ほんの数分、いつもの練習の前にロングトーンを行う事を生徒さんにはお勧めしています(^.^)

 

熊本県合志市「多賀ヴァイオリン教室♪」こうし音楽保育園徒歩1分・ JR光の森駅/武蔵塚駅より車で5分・永江団地バス停より徒歩3分

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