自分が弾いている曲の、作曲家の系譜を知る🎵
作曲家の系譜を知ると、より興味を持って曲に取り組める✨
こんにちは。熊本県合志市・多賀ヴァイオリン教室の多賀美紀です。
『ヴィオッティ』『ベリオ』『ヴュータン』『ヴィエニヤフスキ』…。
ヴァイオリン教室の生徒さんで、これらの作曲家の作品に取り組んでいる方もいらっしゃいますので。。✨✨
近代ヴァイオリニストの系譜について追ってみました🎻
『ジョヴァンニ・バティスタ・ヴィオッティ』は、「近代ヴァイオリン奏法の創始者」と言われています。
近代のヴァイオリニストの奏法の源を探るとヴィオッティにたどりつきます。
ヴィオッティの弟子であった、『ピエール・バイヨ』『ロドルフ・クロイツェル』『ピエール・ローデ(ヴィオッティの代表的な生徒)』の3人によってヴィオッティの奏法は、ヨーロッパに広く紹介され、“フランス派”が形成されます。
フランスと音楽交流の深かったベルギーでは(この頃の音楽家はベルギーとパリの間を行ったり来たりしていた。)バイヨの弟子『シャルル=オーギュスト・ド・ベリオ』によってヴィオッティの奏法が浸透し、“フランコ・ベルギー派”が形成されました。
ベルギー出身の大ヴァイオリニストであり、作曲家でもあった『アンリ・ヴュータン』は、ベリオの門下生でした。
ヴュータンはローデの作品を弾いてパリでデビューしますが、なんと師のベリオが、イタリアに駆け落ちした為😣💦、その後自力でヴァイオリンの演奏技巧に磨きをかけたと言われています。
ポーランド出身の『ヘンリク・ヴィエニヤフスキ』は、パリでクロイツェルの弟子『マサール』に学び、ブリュッセル音楽院で教えるなど、フランコ・ベルギー派とされています。
そしてこの後、ヴュータン、ヴィエニヤフスキの門下生として、ベルギー出身の『イザイ』が続きます。
フランコ・ベルギー派の音楽は、華麗でダイナミックな技巧が散りばめられており、また甘美でエレガント♡
バイオリニストの書いた曲は、ヴァイオリン弾きにとって特別なものがあると言われます🎻。
技術的にも難しいけれど、チャレンジする事で、得るものが沢山あります😃
フランコ・ベルギー派のヴァイオリニストたちの、素晴らしい作品をぜひ、聴いてみて下さいね✨✨
熊本県合志市「多賀ヴァイオリン教室♪」美鈴幼稚園徒歩5分・JR光の森駅/武蔵塚駅より車で5分・永江団地バス停より徒歩3分 合志南小学校・合志南ヶ丘小学校校区