『アウフタクト』って?ヴァイオリンでどんなふうに弾くの?
レッスンにいらした、Mちゃんのバイオリンの音が今日は良く鳴っています。
弓の持ち方をふと見てみると・・・
あら(^.^)、とっても綺麗な持ち方で弾けるようになっています!
弓の持ち方では、親指の置き方が大切な一つのポイントとなります。右手の力が全体的に抜けて、良い音が出るようになってきました^ ^
アウフタクトって?
Mちゃんと一緒に『アウフタクト』について勉強しました。
日本語では、『アウフタクト』は『弱起じゃっき』と言います。
ヨーロッパの言語における冠詞、前置詞のような意味合いがあります。
フレーズが、小節の頭(1拍目)強拍から始まるのではなく、2拍目、3拍目などの弱拍から始まります。
ほとんどの場合、必然的に次の小節の頭に向かうエネルギーが生まれます。つまり、その小節に向かっていきたくなるように演奏します。ちょっと説明が難しいのでわかりやすく例えてみると。。
『ありがとうございます』の前に、『どうも』をつけて、『どうも、ありがとうございます。』
『お入り下さい』の前に、『どうぞ』をつけて『どうぞ、お入りください。』
アウフタクトを「どうも」「どうぞ」だと思って演奏してみると、次に向かう感じがわかると思います。Mちゃんもアウフタクトの弾き方がまるで違ってきました(^^)v
曲の最後は、アウフタクトの分だけ拍を削り、曲頭と合わせて1小節分の長さになるように書かれます。(不完全小節といいます)
熊本県合志市「多賀ヴァイオリン教室♪」 JR光の森駅/武蔵塚駅より車で5分・永江団地入口バス停より徒歩3分